22BYより【きもと】仕込の純米酒となりました。
竜王町産山田錦を100%使用した味わい豊かでキレのいい飲むほどに旨みが出てきます。
■原料米 竜王産山田錦(環境こだわり米100%使用)×吟吹雪
■精 米 65%
■アルコール 15〜16度
きもと仕込み】
最近滋賀の酒蔵でもよく造られる【山廃仕込】の【山おろし=もとすり】をおこなった仕込。
【山おろし=もとすり】
水、麹(こうじ)、蒸米を半切桶に分けて入れ、小さな山のように積み上げられた蒸米と麹のかたまりを櫂(かい)ですりおろす作業。
造りにおける日数が通常の【速醸仕込】よりほぼ倍以上の時間と手間がかかる仕込み作業です。
酒質自体は一概に言えませんが、【きもと造り】や【山廃仕込】の酒は繊細な味わいでキメが細かく、月日がたっても酒質があまり崩れないと思われます。
逆に言えば、新酒では普通に思われる味わいも、熟成させる事や、ぬる燗することで味わいが爆発的に変化することもあります。
私的には【山廃】【きもと】系の酒は生酒で六ヶ月以上、火入れで最低一年以上寝かした(熟成させた)方が好きです。
造りに時間がかかる分、味わいがのるのも時間がかかるのでしょうか?